博多ニワカそうす誕生秘話

「このタレがないと、もう料理が作れないんです」

 

ある日のこと、タケシゲ醤油に来られたお客様の切実な言葉に、私たちは驚きました。

そのタレは当時、一般の方が知るはずのない業務用の商品でした。

「一体、何に使われているのですか?」と思わず尋ねると、お客様はパッと表情を明るくして答えました。

「姑が朝から晩まで、これ1本で何でも作るんです。
 3日間探し回って、やっと見つけました!」

この方のお母様は、タレを卸している水産加工会社の元従業員。
そこにお勤めの従業員さんたちは皆、このタレを会社から分けてもらい
「魔法のタレ」として家庭で使っているそうなのです。
 

「ハンバーグも、煮魚も、酢豚も。
 とにかく一度、生姜焼きを作ってみてください。
 世界が変わりますから!」

 

その晩、お勧めされた生姜焼きを半信半疑ながら作りました。
焼いた肉にタレを絡め、仕上げに生姜をひとさじ。

一口食べた瞬間、衝撃が走りました。


「……プロの味だ!!!」


この感動体験を皆さんにもお伝えしたい!
そんな思いに突き動かされ、家庭で使いやすいように小さなボトルに詰め、パッケージも自分たちで考えました。
そうして誕生したのが博多ニワカそうす】です。

誰にとっても「郷土の味」

徐々に口コミで広がっていき、そこから和洋中を問わず新しいレシピが生まれました。
たくさんの喜びの声を聞かせていただき、さらにたくさんの方に使っていただけるようになってきていますが、
不思議なことに全国の方から「郷土料理の味がする」と言われます。
海外の方からも「この味、母国の味を思い出します」と言われたこともあります。

私なりの考えですが、この【博多ニワカそうす】が余計な香辛料などを使っておらず、
全ての料理の土台となるベーシックな味なのだからなのかな?と思っています。

もっと多くの方に知ってもらって、お料理のお役に立てるようこれからも努めて参ります。


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【ニワカそうす】の詳しい特徴はこちらをどうぞ


(タケシゲ醬油の歴史・前編「ルーツは江戸時代」はこちら)

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